静岡県指定無形民俗文化財
島田帯祭の大名行列
創始1695年 江戸幕府元禄8年
日本三奇祭
全国地域伝統芸能大賞受賞
豪華絢爛な元禄絵巻を島田から全国へ発信します。
帯祭に登場する「大奴・道具廻り」は島田大祭とは独立して県内外でも披露を行います。毎年の様に出演オファーをいただきますが、他地方で披露するようになったのは大正4年の徳川家康公300年祭の際に静岡市で大名行列を披露したのが最も古い記録です。東京・山形・京都・広島・金沢・県内は静岡空港などで披露してまいりました。その一部を御紹介いたします。現天皇陛下御即位パレード・京都まつり・日光東照宮など披露実績があります。
徳川家康公
300年祭記念
大正4年4月
静岡市内
歴史上初の地方巡業として島田から出発し、静岡市にて現代では不可能である行列の頭から最後尾までのフル行列を編成し、静岡県庁前からスタートしている様子の写真が絵葉書と写真集で保管されていました。その後も静岡祭りには昭和の中期まで招待されていました。
徳川家康公
400年祭記念
平成27年4月5日
静岡市民会館
300年祭から100年後の2015年、再び島田は招待されることとなりました。「日本の祭り」と題して家康にゆかりのある祭りを全国から招待して一夜限りの大行列を組む予定でした。しかし当日は大雨により島田は丸帯保護の為に市民会館に会場を移しましたがお客様はたくさん来られ盛大に披露できました。また100年後を期待します。
全国地域伝統
芸能大賞受賞
広島県公演
地域伝統芸能大賞とは、長年地域活性化に尽力してきた団体の功績を称えて表彰される物で島田大祭は平成14年に受賞しました。翌年広島に出向き披露しましたが、その前に高円宮様が第103回大祭を御視察されたのが印象に残っています。
第4回
全国奴まつり出場
平成22年9月20日
山形県河北町
全国には大名行列という名の参勤交代が江戸時代から継承されている地域はたくさんあります。島田の場合は神社の神事から生まれた行列である為に他の祭とは道具も所作も、大奴などの姿はかなり目立つほどでした。11時間の旅路は大変でした。
日光東照宮
大奴・道具廻り
昭和29年
10月17日
徳川家康公ゆかりの地、日光の地に保存会は奉納振り込みを行いました。東照宮秋祭りに出陣した大奴・道具廻りは観光客の中を緩やかに勇ましく練り歩きました。尚、この時から初めて行列の先頭に「島田の帯祭」の先駆旗が登場致しました。