top of page

次世代へ

繋げる為の

取り組み

★ 2015年 10月20日

 

島田帯祭保存会主催による和文化教育講演学習会「島田大祭・帯まつり」が市内小学校にて開催されました。保存会として初の事業であり、大祭と大井神社の関係や出し物の紹介をし、また今回はあえて「大奴」ではなく、青年のパフォーマンス集団「道具廻り」の道具類だけを持参し、青年による実演と体験を行わせ、重みと歴史を肌で感じてもらいました。

 小学校にて和文化教育授業

「島田大祭と帯祭」

3年に1度の大祭は毎回、約60万人以上の観光客で市内は大いに盛り上がります。しかし中を見てみれば、祭への子供の参加率の低さ、中心となるはずの青年の減少などであれもこれも手が廻らずで大忙しです。昔は、祖父も親も兄弟も皆が参加し、それをかっこよく想い、いつかは自分も参加して当たり前という時代でした。しかし、核家族の時代となり祭を知らない家庭に育てばいくら学校は3日間休みでも見てるだけで終わるだけです。そして大人になれば都会へ出てしまうから余計に深刻になります。

 

「どうしたら子供に祭のすばらしさが

 伝わり、地元離れを防げるのだろう?」

 

「どうしたら誰もが気軽に

 出やすい環境になるのだろう?」

 

と日々考える保存会では、まず「子供達の元に出向いて見て触れて体験させてみよう!」という活動からはじめました。小学校の授業で勉強会を開き、祭でしか見れない大奴や大鳥毛に触れさせること。まだまだ成果は出ていませんが小さなことから少しずつ積み重ねていけば良いと思います。

 

また青年も夏まつりを積極的に行い子供達とコミュニケーションを持つよう努力してます。

小学校授業にて舞う大奴

女の子でも参加できる役があります!

bottom of page